タナテックの防煙垂れ壁パッケージは、日々さまざまな施工に携わっている方ならどなたでも簡単に取り付けられる仕様になっています。
わかりやすいマニュアルや施工動画のご案内もいたしております。
また、天井が斜めになっている、柱が特殊形状になっているなど、特別な現場事情がある場合などは、お気軽にご相談ください。
以下、タナテック防煙垂れ壁、パネルタイプとテンションタイプの施工手順をご案内いたします。
施工の流れ
上部レールの穴(4 個)と補強金物(L型パーツ)の穴(4 個)位置が合うように金物をレ ールに挿入します。
端部キットの上部レールを既設レール芯にドリルネジ(Φ4)で 6 カ所程度取付けます 端部キットのタチを水平器等で確認し、端部器具の一番下の穴をボードアンカーにて壁・柱に締結し固定します。
※シートを取付ける側から見て右側には(R)、左側には(L)のマーキングを上に向けて器具を取付けてください。
端部キットのレール芯を合わせ、600mm ピッチ内程度でドリルネジ(Φ4)にて取付けます。
※レールのスタート・エンド部は端から 30mm 程度で締結してください。
レーザー距離計等を使い柱・壁間の距離を測定します。
納品時のシート端部は直角が出ていませんので、端部に曲尺等を使用して直角に 30mm 程度切り落としてください。
柱・壁間の内間距離からマイナス30mmでシートカットします。
シートの両面に貼付いている養生フィルムを 300mm 程度剥がし、養生テープ等で固定します。
シート固定用フラットバーを片側(切断面がきれいな方)に寄せてゆがまないようにきれいにシートと張り合わせます。
※反対側も同じ方向に寄せて貼り合わせてください
※シート固定用フラットバーに貼り合わせたときにできたシワや歪みはテンションをかけても取れませんので十分ご注意ください。
固定用 L 金物をフラットバーに、同梱の座金組込みネジとナットで取付けます。
※L金物は長穴の空いた方を奥側に向けて取付けてください
シート固定フラットバーからシートがはみ出している側を上側とし、上側の養生フィルムを両面とも 50mm 程度剥がします。
※切れ目を入れて、手でフィルムを破きながら剥がしていくと簡単に剥がせます。
吊り下げクリップをシートの上側に 800mm 程度の間隔で M3×6 ビスにて取付けます。
左右両サイドの人員でシートを折り曲げないように平で持ち上げて移動し、
中央に配した1名がシートの上部を持って、3名一緒に息を合わせてシートを縦に起こします。
※5mを超えるシートの⾧さでは3名での施工を推奨します
端部器具の M5 ボルトに両端の固定金物の⾧穴を差し込み、同梱のワッシャー→クッションゴム→ナットの順に入れ取付けます。
※ボルトの先端にナットがかかる程度回して仮止めします。
全てのクリップを上部レールに引っ掛けます。
レールカバー両端部より 500mm 程度からスタートし、同じく約 500mm 間隔で下穴(Φ 2.5)を開け、M3×6 ビスで取付けます。
※レールカバーを取り付ける際はクリップの片足をカバーで掬うように下から上にカバーをスライドさせながらクリップを引っ掛けて取り付けます。
端部器具の M5 ナットをラチェットレンチ等で締め込むことでシートにテンションをかけます。
※シートを張りすぎると破損やシワの原因になりますので過度にテンションをかけるのは止めてください
端部器具カバーの V 溝を目印に上下端から 50mm 程度の位置に下穴(Φ2.5)を開け、M3 ×6 ビスで取付けます。
底面に端部器具底カバーをビスホールに沿って M3×6 ビスで取付けます。
※端部器具底カバーは左右あります
※ブルーの養生フィルムが付いているほうが外面になります
両面の養生フィルムを剥がして外観の最終確認をします。
※工事工程上、ホコリがつく場合がありますので、養生シートを剥がすか否かは現場にてご確認ください。
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